引越しをキッカケに電気を変えてみました! 新電力切替の実践レポート~実践編~

1.引越しをキッカケに電気を変えてみる。

以前、引越しは新しい生活を始めるチャンスとして、自由化が進んだ「電気」の切替についてレポートしました。

◯せっかくの新生活、電気を変えてみよう!

新電力切替えの実践レポート

 

後編となる今回は、前回選んだ「みんな電力」への申込作業を進め、切替を完了し、新たな請求支払いを進めるところまでをお伝えします。

電気の切替をするとどんな変化が起こり、気になる電気料金はどう変化したのか、体当たりのレポートです。

 

2.スマートメーターへの切替

前回ご説明したように、一般家庭で電力の切替をすると、「供給(発電)」の部分が変わりますが、送配電の設備などはこれまでと変わりません。

ただし、自宅のメーターがスマートメーターである必要があります。

 

我が家は従来の電力メーターでしたので、切替作業がありました。

電力切替の申込をして数日後、これまで契約していた東京電力からこんな問い合わせが入りました。

 

あまり慣れない、携帯ショートメッセージへの連絡だったので驚きました。でも、スマホやガラケーを選ばず電話番号で確実に連絡できるので、手段としては有効かもしれないですね。

 

2日後には電話連絡がありました。先方から伝えられたのは切替工事の実施日時。「立ち会いが必要ですか」と確認すると、「立ち会いは不要で、停電なども特に発生しない」とのこと。

拍子抜けするほど簡単でした。

 

あいにく切替工事の時は不在で立ち会えず、家に戻ったら切り替えられていました。

これまでのアナログなメーターと違ってデジタル表示です。

 

 

郵便受けには、「取り替え完了」のお知らせも入っていました。

 

メーターは切り替わりましたが、新電力への切替は9月中旬から。この1か月間はスマートメーターに変わりましたが電力会社は従来のままです。

 

3.新電力への切替完了

そして、ついに電力切替の日がやってきました。

届いたメールがこちら

 

いよいよ、新しい電力での生活がスタートしました!

 

 

とはいっても、普段と全く変わりません。電力の供給先が変わったとは言っても、使っている電気自体に違いはないですからね。少なくとも、以前と違って何か不具合があったりはしていません。

 

ただし、みんな電力の場合はこんな楽しみ方があります。顔の見える電力発電所を応援することです。

 

毎月1回、特定の発電所を選んで応援することができます。応援の回数が20回とか一定数を超えると、その地域の特産物など特典がついていたりします。

また、応援に関係なく、実際に足を運んで見学することもできるようです。そんな「発電者とのつながり」ができるのがみんな電力の面白いところだと思います。

(応援の結果や、実際に足を運んだ様子は今後レポートしたいと思っています)

 

 

4.請求書が届いた!

10月中旬。ついに請求書が届きました。

届いたメールがこちら

 

ウェブで明細も見ることができます。

 

ちなみに、以前の電力会社の時の明細はこちら

 

 

従来の「東京電力」との契約(6月から7月)では、

159wKh 合計4412円

 

新しい「みんな電力」との契約(9月から10月)では、

142kWh 合計 4568円

 

 

ん?電力量は少ないけど費用が上がっている?

詳しく内訳を見てみましょう。

 

東京電力の従量電灯B 40Aの契約 159wKh 合計4412円【内訳】※2017年7月段階の数値

基本料金1123.20円

従量料金

1段料金2342.40円

(120kWhまでの従量単価19.52円×120kWh)

2段料金1014.00円

(120kWh~300kWhの重量単価26円×39kwh)

 

燃料費調整 -486.54円

(平均燃料価格が基準単価と比べて上下した時の調整費)

再生エネルギー発電賦課金 419円

(2.64円/kWh×159kWh)

 

 

みんな電力の従量電灯B 40A契約 142kWh 合計 4568円【内訳】※2017年10月段階の数値

基本料金955.44円

従量料金

電力料金3484.68円

(従量料金24.54円/kWh×142kWh)

電源コスト調整費 -245.66円

各調達電源の割合ごとに調達費用の変動を考慮して変動する調整日。

みんなで割ろうの意味でみんなワリと呼ばれている。

再生エネルギー発電賦課金 374円

(2.64円/kWh×142kWh)

 

内訳を分析してみると次のことがわかります

①基本料金はみんな電力が安い

同じ従量電灯B 40A契約で東京電力は1123.20円、みんな電力は955.44円

 

②従量料金で、120kWh程度の小さい電力量だと東京電力の単価が安い。

東京電力の従量単価は

~120kWh 19.52円だが、120~300kWh 26円、300kWh~ 30.02円

http://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/old01.html

 

みんな電力は一律24.54円

つまり、電力量が120kWh前後だと東京電力の方が安いが、電力量が増えるとみんな電力が安くなる

 

③調達費用については、それぞれ相応の計算式を持っていて、時期によって差が出る。

東京電力の燃料費調整の算出方法

http://www.tepco.co.jp/ep/private/fuelcost2/index-j.html

 

みんな電力の電源コスト調整単価の算出方法

http://enect.jp/power_service-2.html

 

時期によって変動するが、今回は東電の燃料費調整による減額が大きい。

 

④再生エネルギー発電賦課金はどの会社にも同じ単価で設定される。

両社ともに2.64円/kWhの同じ単価。

 

 

以上の分析を踏まえると、我が家の場合は、②従量料金が思ったより小さかったので、従来と比べて費用が上がる結果となったようです。まだ単月なので、継続して数値を追いかけてみたいと思います。

 

5.まとめ

引越しをキッカケに電力の切替をしてみました。

前回のレポートでお伝えしたように、電力の自由化によって新電力に多くの会社が参入しており、私たちは「選ぶ」ことができます。

今回私が選んだのは、みんな電力。「顔の見える」をキーワードに、それぞれの発電所を応援したり、実際に足を運んで発電者にお会いすることができます。この辺りを面白がれる人にとっては、きっと魅力的な電力会社だと思います。

 

この他にも、会社によってはライフスタイルに合わせガソリンや携帯電話などと組み合わせた「お得」につながるところもあります。

 

こうした「選ぶ」ことを楽しまずにいるのはモッタイナイことかもしれません。

ぜひこのレポートも参考にしてみてください。

 

今回請求書を単純に比較したところ、単月で費用は上がりましたが、今後どのような変化をしていくのか、引き続き追いかけてみたいと思います。

 

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